2007年09月10日

電子請求について

イナッフ・フォア・トゥデイ?
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寺本@日野です。
10月から、入所通所生活寮居宅介護などすべての支援費請求が、インターネットを通じた電子請求に全国的に変わりますが、
 これは事業所内における事務上の変更にとどまらず、利用者(と市町村)をすっとばして事業所のインフラ部分を統制することで、国が各事業所を手先として一気に全体をコントロールしようとしていると思われる。

 電子請求になってさらに悪いことには、市役所でさえ介入しづらくなることだと思う。

 何か個別具体的な課題があるときに、どこを相手にしてよいのやらということになる。

 今回、このことは(電子請求になることさえ?)多くの利用者には伝わっていないのではないかと思います。
 また、このあたりの問題があまり問題化されていないことが、おいうちをかけている。

 これはやばいです。

◎利用者における問題としては:
・受給者証に書かれている「1回あたり支給量」を超えて入力・請求することができない。
 つまり、月100時間支給されていても1回あたりが1.5時間と書かれていれば、1回1.5時間以上は介助が使えない。
 おおむね家事援助1.5時間、身体介護3時間というのが一般的かもしれないので、利用者・事業者との間で「受給者証の1回あたり時間」を確認してほしいです。

 →これを解決するには、各自で受給者証の1回あたり時間を変更申請することが必要。


・影響を受けるのは、おそらく次の場合。
知的障害の人などで、自立生活で比較的長時間の介助量をつかっている人。
身体障害でも重度訪問でなく身体介護・家事援助をつかっている人。
家事援助・身体介護で、1回の利用時間数が日によって変わる人。(緊急的な対応で時間が延びる可能性があることも含む)

 特にの場合、現在は知的障害の人に対する長時間介護の制度がないために、家事援助や身体介護を柔軟に利用して比較的長時間の介助量を得ていると思われる。
(さまざまな暮らし方があるので一概には言えないが、おおよそ月100時間を超える場合が目安かな?)
 さらに、そういう人の場合、ある時は1時間で済むかもしれないがある時は5時間の介助がいるというように、曜日や生活上の必要に応じて時間配分を組むことによって限られた支給量を有効に使っているということが考えられる。
 こうした時に1回あたりの時間が一方的に区切られると、生活がなりたたなくなるおそれがある。    

◎事業所に科せられるハード面の問題としては:
・すでに過去のOSになっているウィンドウズXPしか対応していないこと。XPは来年初めに生産終了の予定で、これから先新規に購入するとすればウィンドウズビスタが乗っている(一度ビスタで試してみようと思いますが)
・XPであっても、一定以上のスペックがないとソフトの動作が難しいこと(おおよそ去年中に発売のデスクトップならまずOK。2005年でも下位機種やノートPCでCPUが低速だったりメモリが少ないときつい可能性あり。2003年以前の機種は話にならないかも知れない)
・小規模でていねいに派遣をしているところほど機械にかかる出費や、新たな操作にかかる労力の負担が大きくなる。

・私も夏休み(自分のじゃない)の喧噪が終わってようやくこのところ入力ソフトを試していますが、
これ、大混乱になるよ。
10月1日からせーのでやって、10日までに送信しろと言われているけど、いざやってみて初めてさまざまなトラブルがでることがわかって、10日までにそれを各地で修正することはできないと思う。

 電子化によってもうちょっと簡単になるのかと思ったら、肝心なところは今までと同じで人力に頼ることになっている。(実績からサービスコードを拾って回数を入力する部分)今回サービスコードの入力部分は自動化されているが、こんなことができるんだったら支援費開始の時に無料でやってほしかった。
せめて時間を入れれば早朝・日中・夜間などと時間帯別に分けられて出てくるくらいはやってもらわないと、電子請求にする意味はない。

☆緊急的には、
 受給者証を確認し、必要なら実態(希望)に即したように変更申請をすること。
 今までの紙ベースで直接に市への請求のルートを確保するように、市町村や国保連に要望を出すこと。(国保連ではそのルートを作るとか作らないとか。だけどこれはやらないと混乱必至なので、やらないとすれば国保連はどうかしている)
 が必要です。

★だけど、そもそもの問題は、
 ・だいたいが制度のしくみが複雑なために、余計な事務作業があること。
 ・無理に介護保険モデルに統合しようとしていること。
 ・知的障害などの人の長時間介助の枠がないこと。
 ・市町村に任せる、地方分権といいながら中央集権モデルにしようとしていることは矛盾している。
 などではないでしょうか。

誤解やカバーできていないこともあると思いますので、他にございましたら情報およせいただければ幸いです。追伸…
 このことが、あと1ヶ月足らずでいつのまにか水面下で行われようとしていることが、非常にやばいです。
事業所を通じて、利用者の暮らし方にしばりをかけようとしているということです 

実際に市の説明会を聞いて、ソフトを動かしてみたらこのやばさに今さらながら気づきました。

市役所でさえ「実際に10月になって動いてみないとどんなことがあるのかわかりません」だと…
それでも説明会をやっている市はよいかも。

さっそくソフトをインストールしたら、事務所のパソコンで早速トラブル発生!!!
エクセルでエラーが出て固まってそれ以上先に進めません。
頭に来ています。
経費が限られているので中古でモニターを買ったら、いきなり画面が真っ白でうつりません。
国保連は新品のモニターを買うお金を出してほしい。
しかも、国保連にネット接続するのは有料なんですよ。
posted by 岩ちゃん at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 請求事務の電子化をめぐって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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