2008年10月09日

第2期多摩市障害福祉計画策定市民委員会部会(第1回)が開かれる

市民委員会部会とは、
「障がい者や家族、支援者、福祉団体及び福祉サービス事業者の代表によって構成されるものとし、身体、知的、精神、事業者の4つの部会別に、障害福祉計画に関して障がい特性に応じたい検討を集約する場である」
と配られた資料にありました。

ようするに、
 福祉計画策定委員会において議論検討される多摩市障害福祉計画をめぐる議論や素案作りのための意見を集約する場と言う事です。

 第1回目となる今回は(今までは準備会)、第1回市民策定委員会の報告、今後の部会の進め方の説明、並びに4つの部会に分かれての課題の抽出の機会でした。

 私が属する知的障がい部会では、第1期福祉計画で示された計画と2006年度・2007年度の実績を基に課題が出席者から出されました。

そのいくつかを揚げると
移動支援事業について
 計画人数は概ね達成しているものの利用時間数は半分あまりに留まっており、一人当たりの利用時間数が減っている。
 その理由として
・ガイドヘルパーが不足していて依頼しても断られるケースがある。
・知的当事者自身や家族がどのようにガイヘルを利用して良いのかが理解できていない
と言う意見が出された。
 この点では、たこの木周辺では逆に支給時間では足りないと言う現状があり、その違いを分析するに当事者が利用しやすくなるためのコーディネートが必要で、社会参加を目的とするガイヘルが単なる「お散歩(市職員の発言)」ではなく、当事者が現時点で持っている世界を広げる事がガイヘル事業の目的である社会参加につながる。
 よって、一人当たりの利用時間数は減っているが、利用につなげる様々な課題があるので、実績から時間数を下方修正する事のないようにとの要望が出されました。
自立支援協議会について
 計画上は2008年度に立ち上げる事になっているが今年度中には難しいと言う市側の報告があり、出席者からは協議会の必要性が訴えられた。
 しかし、一方で性急に形ばかりの協議会を立ち上げる事の疑念も出された。
日中一時支援事業について
 要望が多いのだが事業所の数が少ない結果が実績に現れている(市の報告)
地域活動支援センターについて
・支援センターの箇所数及び利用者数が計画上低く設定されている。
 しかし、現在の法外作業所が今後法内化されるにあたり、生活介護や訓練等給付の枠では継続不可能となる作業所や団体が生まれる事が懸念される。
 現状の作業所・並び団体の状況を把握し支援センターの数値を上方修正する必要がある。
・作業所を担う側としては、訓練等給付は国の義務的経費として位置づけられているが、
 支援センターは地域生活支援事業として、市の裁量に委ねられている。作業所や各団体としてはその中身(予算)が明確に示されない中では選択肢にはできない。と言う意見が出されました
・数値目標を上方修正すると共にその中身についても安心して継続した支援が行えるように、事業の明確化が求められました。
居宅介護について
 2007年度実績は、市の計画を超えている。08年度の実績を見ないといえない面もあるが、自立生活の支援にとって居宅介護の数値がこれでは、今後様々な支障が出てくるので数値の見直しを求める
短期入所について
 「施設入所希望者がロングステイで利用している」ケースがあるとの市の報告だが、短期入所を希望する人が増えている。
 ただ、市が取り組んでいる家庭介護人による保護が充実すれば短期入所を利用しなくても地域の支え合いによって担われる部分もある。
 法内事業だけでなく家庭介護人の派遣の充実を行う事で、市民間の支えあいにつながるのではないかと言う意見が出された。 
サービス利用計画作成費について
精神当事者・知的当事者が一人暮らしをする際に利用されるものだが、数値が延びていない。
その原因を探る必要がある

総じて、
サービスや事業を担う人・事業所の確保が不十分であるために目標が達成されていなかったり、利用者数は達成しても、実際の利用に結びついていない。
 市として、数値目標を達成するためには、人材確保と事業所の運営基盤の整備が不可欠であり、この間ヘルパーの資質や事業所の努力のみに頼ることなく、市として人材確保や研修事業を行う必要がある。
又、事業所の力量だけでなく市として何らかの手立てを行う事で継続した活動が可能となっていくようその基盤整備が必要と言うのが大勢の意見でした。


その他、
身体・精神・事業所の部会については、話し合われた報告の時間がなかったので、策定委員会の場で聞くこととなります。

又、提示された資料では不十分な資料として、
・2008年度上半期の実績
・三障がい別の実績
・居宅介護のサービス類型別実績
等を要求しました。

※策定委員会は、
・10月20日(月)19:00〜21:00
・市役所301・302会議室
☆傍聴できます。
☆委員会終了後委員会に対する意見をアンケートと言う形で提出する事ができます。(アンケートはその次の委員会の時に報告されます)

皆さんぜひ傍聴に来てください。
そして、様々な機会を通じ障害福祉計画を障がい当事者の今後の暮らしに生かしていけるようにしてください。
よろしくお願いします!!

【資料】
多摩市障害福祉計画



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posted by 岩ちゃん at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 福祉計画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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