2008年12月15日

第2期多摩市障害福祉計画策定市民委員会(第4回)報告

 本日4回目となる福祉計画策定委員会が開かれました。
 今回は開会のあいさつ並びに議事録確認もそこそこに、各サービスの検討について入りました。

今回検討したサービスは、
1)訓練等給付
 ・グループホーム
 ・各日中活動系サービス
2)相談支援
 ・サービス利用計画作成
3)地域生活支援事業
 ・相談支援

 全6回の策定委員会も既に4回目。突っ込んだ議論をするには時間がないし、かといって黙っていてはなんとなく単に財政面からの数値目標に終わってしまうし…
 なんともなんともである。

 又、12月1日に開かれた部会の位置づけがなんともあいまいで、議案の流れで、知的部会からでているもう一人の委員の方が部会での意見と言うことで口火を切ってくれたので、ほんの少し、部会からの意見が伝わったかのようにも思いますが、総じて「部会は部会」「委員会は委員会」と言う雰囲気は否めない。
(なので、皆さん是非傍聴にきてください。そして傍聴後アンケート用紙に皆さんの意見を書いてください)

 さて、話の中身だが、
1)の日中系活動については、
・数値目標を立てるための資料が明確に示されていない
 例えば、学校を卒業した人たちが利用したいサービスの統計とか、市外の作業所に通う人たちに数とか、現在在宅で過ごしているが、サービスの充実と共に利用を考える人たちの見込とか。
・法外作業所の法内移行について、作業所側だけの希望を取ったのみで、市としてどのサービスをどれだけの数確保していくかと言う点が見えない。
 総じて、現法外作業所任せで市としての明確な考え方が示されない中で、「とりあえず、ふたを開けてみないと分からない」と言う感じ。
 それなら、日中系サービスを利用したい人たちの数を調べ、総体としての数値を出し、何らかの形で保障していくと言う姿勢があっても良いのではないかと感じた。

 続いて、相談支援について
「相談支援」と言えば、実は二つの意味がある。
個別給付としての「サービス計画作成費」としての相談支援で、これは相談支援事業所が担うもの
市が委託し行う「相談支援」は、多摩市として平成23年度までに4箇所(内1箇所は自立支援協議会)の設置を計画している。
委託の内容としては
・福祉サービスに係る情報の提供
・地域での生活をしていくための支援
・権利擁護のための必要な援助
・専門のサービス提供期間
・自立支援協議会
となっている。

今回、委員の中から「相談支援が二つあるがその違いは?」と言う質問に、市の回答は
「先の相談支援は、サービス計画作成を担う相談」と明確に答えたのだが、
 後の相談支援については、「その他の相談」「相談と言っても幅広く、国も明確に示していない」「状況によって変わってくる」などあいまいな説明。
 なので、委員も「いわゆる相談全般」をイメージし、3箇所の相談支援窓口を設置する意味が見えてこないと言う感じでした。

 又、自立支援協議会についての話しはまったくできる時間もなく、さらに計画の中にある
・市町村相談支援機能強化事業
・住宅入居等支援事業
・成年後見制度利用支援事業
については、まったく言葉も上がらない状態でした。

 今日の予定では、
 地域生活支援事業について(特に必須事業)に検討する事になっていましたが、
・コミュニケーション支援
・日常生活用具給付
・移動支援
・地域活動支援センター事業
等は、時間切れで次回送りとなりました。

 全6回で数値目標の検討までと言うのですが、そこまで行くのだろうか?
 結局は、うるさい委員のガス抜きで終わってしまうような予感。
 なので、是非皆さん傍聴に来て、議事進行や実質を取っていくやり取りの苦手な私に、あれやこれや意見をお寄せいただき、「これはどうなっているの?」「あれはどうするの?」と計画にまつわる様々なご意見と情報をお寄せ下さい。

 で、
今回まるで議論にならなかった自立支援協議会ですが、
課長曰く「昨今の状況、皆さんにも骨身を削っていただくことで、自立支援協議会を設置していきたい」との事。

 「現時点で既に骨身を削って日々支援しているのにさらに何を求めるのか!!」と言いたいところなのだが…、

 策定委員会に関わって思うことは、自立支援法におけるサービスや現状のすべてを把握し、総合的に計画を立てられる人がいないと言う事。
 かく言う私も、居宅系・個別支援については詳しくても、日中系サービスや居住系サービスについては少しあいまい。地域生活支援事業の中で、たこの木に関わる人が利用していないものについてはまったく分からない。
 市の職員でさえ、質問しても明確な回答が帰ってこないこともある。
 又、各委員の発言を聞いていると、制度やサービスの趣旨を誤解していたり、あいまいとする中での発言で、議論がかみ合ってない事もある。

 第1期と同様、どこかとっつけやっつけの福祉計画であることは否めないが、それでも第1期と比べられる分少しは進んでいるのだろうと思う。

 そして、自立支援協議会なるものが、実は福祉計画を策定していくために開かれ、日々の現場の状況や課題を情報交換・意見交換しつつ、再び第3期の福祉計画に向けて取り組む場としてあるように感じた。
 (その話は又いづれの機会にか…)


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posted by 岩ちゃん at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 福祉計画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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