2009年04月05日

人は何をもって客観的現実とするか?

 今朝夢の中でふと思い描いた。

 最近、事務所用品のカタログ販売のセールスがしばしばやってくる。

「うちの商品は他社さんより安いですよ!」
どこの会社もと言う。

 では本当に安い会社はどこか?ととりあえずカタログを受け取る。

 例えば、ひろばでよく使うコピー用紙で比べてみると、A社の方がB社より安い。さらにC社の方がもっと安かったりする。

 「安い」と言う現実はそのカタログに書かれてある数値を見れば明らかである。
 では、価格という数値をもって客観的現実とし、常に財政危機のたこの木としては、一番安いC社に決めるか?

 いやいや、C社を利用したことのある人が、「確かに紙は安いが紙質が悪いのでやめた方が良い」「同じ紙質で考えるとA社の方が安い」という情報があった。
 「フムフム」である。

 又、最低注文個数と言うのがあって、まとめ買いしないと安くならない。大手企業ならいざ知らず、私たちが紙をよく使うと言ってもたかだか知れている。
 ボールペン100本・スティックのり100個なんて誰が使うのか?必要な個数を注文しようとするとB社が安かったりする。

 そして、あれやこれやと見ていくと近所の大手文具屋の値段と変わらない(逆に特売で安かったり)場合もある。(配達してもらえる手間は助かるけど)

で、
冒頭の「うちの商品は他社さんより安いですよ!」
と言うセールスマンの話にもどろう。
「安い」という客観的現実については、
一つにはカタログを隅から隅を読み比較することで明らかになることもある。
しかし、
紙の質と言うのはどうだろうか?
使う用途や印刷機との相性や使う人の好みにも関わってくる。そんなことはカタログには書いていない。

「安物買いの銭うしない」という言葉があるが、
受け取った商品を見て「安い買い物をしたかどうかの判断も実は人それぞれに違ってくるだろう」
なので、どの会社から商品を購入するか?と言うことから「安い」と言うきゃかん的現実を明らかにしようとすると実際には、「口コミ」「複数の人たちからの評価」によって、「個々の会社の商品は(お得で)安い」と言うことになる。

「口コミ」と言うのは、すでに利用している人たちである。又複数の人たちの評価も「クイズ100人に聞きました」などと言う見ず知らずの人の評価ではなく、普段付き合いのある人たち数人の中での判断である。

「安い」と言う客観的現実は、カタログの比較によって数値化し明らかになるのではなく、信頼のおける人たちの評価の積み重ねの中で明らかになり、客観的現実すなわち商品を購入すると言う現実に至るのではないかと思った。


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posted by 岩ちゃん at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 現象学を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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