2011年02月17日

「⇒」を想う

今日の彼の予定は・・・

「かぼちゃ畑」⇒「午前中は職場の会議」⇒「午後はたこの木通信発行作業」⇒「終了後フラカッソでティータイム」⇒「かぼちゃ畑」

昨日の夜から明日の朝までは、Oさんの居宅介護に初めて入る他事業所のヘルパーさんで且つ以前ガイヘル中にトラブルがあったヘルパーさん。
コーディネートしているYさんは、かなり緊張しているが通信の準備とかもあり落ち着かない。

そんな状況の中、Yさんはこまめにヘルパーさんと連絡を取る。
「こういう事が予想される」「こういうケースがトラブルを招く」かもしれないと伝えつつ、状況をヘルパーから伺う。

ところが、Oさんは何の心配もなくヘルパーさんたちとやり取りしているらしい。

そして、発送作業の場にやってきたOさんは、テンション高めで絶好調。
片手に麻痺があるためそれほど発行作業の手伝いらしい手伝いはできず、ひたすらフラカッソでのお茶を楽しみに手持無沙汰で待っている。

が、今日の好調ぶりを見てちょっかいを出す私。
私「Oさんも手伝ってくれる?」と声掛けし、そばに立って彼ができる方法を考える。
そして、試してみたのは帳合作業。
彼が紙をめくり、私が紙を挟む。そして、彼が紙を閉じて次へと送る。
片手に麻痺があるがもう一方の手だけでやれる作業を発見。
一つやるごとに喜ぶOさん。
何度か繰り返した後で、彼の介助者と交代。
Oさんと介助者とのタイミングが合ってくるまで少々お互い戸惑っていたが、タイミングが合いだすと結構作業にはまったOさん。
普段はただ待っている彼が200枚近い作業をこなしたというのは驚くし、彼がご機嫌で作業しつつ発する言葉がとてもおかしくて、他の人たちの作業を楽にさせてくれた。

そんな絶好調の彼に、あれこれと聞く。
私「今日のこの後の予定は?」と
Oさん「う〜〜ん」と声を出すOさん。
私「作業が終わったらフラカッソだよね」
Oさん「そうだよそうだよ」
私「フラカッソの後は?」
Oさん「う〜〜ん」
私「電車に乗って帰るのかな?」
Oさん「そ〜だね・・・」
私「えっ!そうなの?かぼちゃじゃないの?」
Oさん「あっ!そっかそっか、かぼちゃかぁ〜!!」

こんな会話で彼が「⇒」を理解するとは思いません。が、こんな会話では理解できないとも思わない私。
とりあえず、語り進行したところで再び振り返って語る。
「さっき言った通りだね」と。
でも、それで理解できるとは思いません。が、それで理解できないとも思わない私。

私は用があってフラカッソを先に出ましたが、
スタッフYさんがヘルパーさんに連絡して聞いたところによると、「一瞬いつものコースに向かおうとしたけどかぼちゃ畑に無事帰ってきた」との事。

先のやり取りが効したとは思いませんが、効していないとも思わない私。

そんな積み重ねから、「⇒」を理解する支援を模索していければと思う私でした。
posted by 岩ちゃん at 18:06| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自立生活企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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