2010年05月23日

たこの木全体会&NPO法人ねじり草総会

いやはやなんとも、宣伝不足からか人の集まりが悪い。
でも、集まっていただいたメンバーは皆さん濃い。

二つの団体の全体会と総会。
3時間に渡るやり取りでしたが、時間が足りず一方的な報告と承認に終わったように思います。
(以前、5〜6時間に渡ってやっていた時期もありましたから、本当に短い時間設定で申し訳なく思います)

さてさて、
いわゆる総会といえば、過ぎた1年の活動報告とこれから始まる1年の活動計画を集まった皆さんにご承認いただくと言うのが常ですが、実績記録的な報告よりもその活動に取り組むきっかけとその中身の議論の方を大事にするたこの木。
そして、計画もやれることではなく、やりたいことを提示し、結果やれなくても必要ならば次につなげる。そんな思いで1年に1度開いています。

1年を振り返りると、本当に様々な事柄に取り組んできた事を思い起こさせます。
「え〜?これって昨年度の話?」と言う言葉がしばしば出され、
「必要な事だけで、どれもこれもできないよ」と言いつつも、「必要な事」だから何とか実現の機会を伺う。
「しかたがない」とあきらめたり忘れたりしないために紙や頭に書き留める。
そんな機会としての全体会&総会だったように思います。

支援者と一緒に参加してくる当事者。
「キャッキャ、キャッキャ」と他の人の意見が聞けないくらいにはしゃいでいますが、その横で意に関せず発言を続ける支援者。そして周囲も「キャッキャ」の声に、何が言いたいのだろうかと二つの耳を別っこにフル回転。
当事者が存在し支援者が存在する事を目からも耳からも伝えてくれる。

私は、彼らがこの場に集ってくれた事に心から感謝。

そして、
それぞれが持つ限界性を出し合うことで、何か次につながるものを見つける。

最近ツイッターで、いろんな人とつぶやき会っていると、今日集まってくれた人たちが想い描く悩みは、皆世間離れしているとふと思う。
私たちにとってあたりまえの事が、世の中にとってあたりまえでない。
そのギャップに気づかないまま日々あたりまえの事として取り組む人たちの存在を改めて知る機会ともなりました。

今日参加してもらえなかった方々は、たぶん現場で忙しく飛び回っている事でしょう。
そして、私たちも総会と言う場が勝負の場ではなく、現場で課題を担うための一時取りまとめの機会として、又、明日から飛び回っていきたいと思っています。

想いと現実(お金)とのバランスについてもあれこれあります。

人は、霞を食って生きていく事はできない。
でも、毒を食いたいとも思わない。

その間で、日々悶々としかし、目の前にいる一人一人と向きあっていきたいと思います。

と言うことで、
皆さんどうぞよろしくお願いします!!
posted by 岩ちゃん at 22:31| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月16日

たこの木交流会は少数ながら密度が濃い

たこの木連続講座が終わり、秋から始まる連続講座までの間、毎月第3日曜日は「たこの木交流会」として開くことになっている。

今回の参加者は私も入れて6名。

しかし、この6名それぞれが持っているもの、考えている事柄の中身が非常に濃く、少数であっても密度の濃い交流会でした。

まずは、近況報告からと始まった会。
「この1ヶ月で当事者が1名辞めて、1名入った」と言う報告に、
「どういう理由で辞めたの?」と質問が入り、そこから実は非常に深い話に入って行きました。

そして、一旦休憩を入れ後半は秋からの連続講座の中身についての話。

前回の会で、今年のキーワードを「自立生活における関わり」と決まっていたので、それを基にとりあえず私の方で作った5回の連続講座の内容を検討したました。

@知的当事者が自立生活するまでにいたる学校や就学運動との関わり。
A支援に委ねていく親の関わりと支援者が当事者とどう関わるか?
B障がい者が働くことにおける関わり。
C触法行為と言う法律と支援との関わり。
D自立生活における様々な関わり。

と言う5回の連続講座。
例えば、
たこの木周辺では、『ともに働く』事を求め、あしたや共働企画など、障害のあるなしに関わらず同一賃金体系を守り、最賃目指して頑張っている会がありますが、「障がい者が働くために、支援者を雇う」と言う斬新な取り組みをしている人たちの話が出され、「ほ〜ぉ!」と自分たちにはない発想が出されました。
又、「触法行為」と言う話題に至っては、本人が追うべき事柄と支援が追うべき事柄について、単に方に触れたものだけが悪いのではない事柄をどのように見ていくか?そして、見えてくる事柄にどう向かっていくか?単純ではない事柄に対し一人一人がそれぞれの想いを出し合っていました。

又、
交流会終了間際に参加した人からは、
「この連続講座で展開しようとしている事柄を入所施設の職員がどう受け止めていくか?」と言う話が出されました。
私としては、地域から当事者が奪われない事に必死で、入所施設の事まで頭や体が回らないのが実情。でも、入所施設の中で当事者たちと必死に向き合い、いづれは施設を出て地域で暮らすことを求める職員達がいる事を知り、新たな交流を求めていく事も必要なのだと感じました。

そして、連続講座としては既に多摩市公民館にも申請済みの状況に、「入所施設との関わり」まで入れて一から作りなおすことはできないため、
「プレ連続講座を開いたら」と言う提案が出されました。

その後、恒例の二次会へ。

これまで連続講座や交流会に参加していた当事者Nさんは、「本当に講座や交流会に参加したいのか?」「行くとこなくて来ているだけではないか?」と言う疑問を解消するため交流会には不参加。でも本人は交流会の時間ガイヘルさんとでかけ、二次会で合流。

最終23時過ぎまで呑んで、語りつくせない想いを交換し合いました。

次回は、
6月20日(日)13:30〜16:30 多摩ボランティアセンター永山分室 です。

是非、皆さんそれぞれの想いを持ってご参加下さい!!

posted by 岩ちゃん at 23:27| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月18日

続・たこの木連続講座⇒2010年度連続講座へ

 昨年11月より開いてきたたこの木連続講座。
3月を持って09年度の講座は終了し、本日講座を振り返っての集まりを開きました。
 講座に参加された方に加え、ツイッターで知り合った方の飛び入り参加もあり、有意義な会となりました。

「支援か?管理か?普段意識してなかった事を意識させられた」
「私は支援される側に位置づけられるのか?」
「意識しなくても良いことかもしれないが、仲間内の話に終わらないためには必要な事」
等々。

集まった方々を見渡せば、普段の生活や活動において、自然体で付き合うことに懸命になっている方たち。なので、「支援とは?」等と言う切り口での講座はどこか意識しなくても良いことをあえて意識してしまい、かえって窮屈な話になってしまったようです。

第1回目の加東田さんが「知的当事者がボスになること」を語り、
最終回の津田さんが「地域のイニシアティブを取る」と特に打ち合わせしたわけでもなく、結果がそのような話となり、講座全体としてはまとまりが生まれた(?)ようですが、果たしてそれで良いのか?
そんな疑問が残る連続講座だったようです。
(ちなみに、今回続連続講座に参加された方々の感想なので、他に参加された方々からのコメントお待ちしています)

 後半は、2010年度の連続講座に向けて参加者であれこれテーマを考えて見ました。

08年度のテーマは「自己決定」
09年度のテーマは「支援」
では、10年度は?

 それぞれの関心を出し合い、08年・09年のつながりの中で10年度のテーマはいかに?

優性思想・親問題・最近はやりの発達障がい・親との関わりや親たちがおかれている状況・就学運動と自立生活運動や介助保障があれば差別はなくなるのか?等々。

皆さん結構マニアックな関心事にでは、全体テーマとしてどうするか?
結構悩みました。

 そして、「自己決定」⇒「支援」ときたら、「社会とのかかわりをどう考えるか?」と言う意見が出され、
それを基に、
教育との関わり・病院入所施設との関わり・就労との関わり・親との関わり・権利との関わり・法律との関わり等々、誰しも様々な関わりの中で暮らしていると言う視点に立って、自立生活と言うものを考えていくと言う話にまとまっていきました。

 取り急ぎ、2010年度も多摩市公民館市民企画講座を利用して連続講座を企画していきます。その申請のヒヤリングが4月24日と言う事で、大枠のテーマだけ決めて、具体的な内容や講師の選定等については、来月16日から毎月第3日曜日に開かれるたこの木交流会で検討していくことになりました。

 連続講座は毎回盛況で、その分個々の参加者間の想いを共有するには少々時間が足りません。
ぜひ、来月から開かれるたこの木交流会から参加されて、ともに講座を充実していきましょう!!

 たこの木交流会
毎月第3日曜日 13:30〜16:30
多摩ボランティアセンター永山分室会議室にて
posted by 岩ちゃん at 22:55| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月14日

重度知的障がい者のヘルパー派遣は管理?or支援?

今年度4回目となるたこの木連続講座。
 ベタなテーマと言われ、講師に「こんなテーマで語れないよ」と言われつつ、様々な想いを持ってお招きした藤内さんからは、具体的な事例を素に日々悶々としながらも取り組み続けている話を伺う事ができました。

 たぶんブログ読者の皆さんにしてみれば、ヘルルパー派遣が管理か?支援か?と問われれば、「当然支援」と答えると思います。

 でも、いわゆる「行動障害」と言われる行為を繰り返す当事者を前に、抜き差しならぬ状態の中で、ヘルパー個人が担うその担い方が、管理なのか?支援なのか?とにかく当事者と関わり続けなければ当事者の地域での暮らしがなくなってしまう。そのような中でのこの問いに、さすが現場の中で考え担い続けてきた人の想いは多くの事を考えさせてくれました。

 当事者との関わりがヘルパーのトラウマになってしまったり、ため息の出るやり取りになってしまったりするほどの情況にあっても、担い続けることで当事者も又地域の中で生き続けられることを語っていただいたように思います。

 講演を聞き、管理か?支援か?と言う自らの問いの前に、何を管理すると言うのかを改めて考えてみると、それは障がい当事者の人格を管理するのか?人格者として支援するのか?と言うこと。

 そして、「当事者自身の実感に基づかないやり取りは管理。当事者が実感を持てていない事も含め当事者の実感の中でやり取りする事が支援」ではないかと自分なりに思い描きました。

 でも、そこで出てくるのが当事者の実感はどこにあるのか?どのようにもてるのか?そしてその実感をどう私たちは知る事ができるのか?と言う問い。

 そこを明らかにしていくのが、たぶんヘルパーや支援者との関係だけでなく「地域」と言う場の中で、様々な出来事や経験の積み重ねによって造られていくのではないかと思っています。

そんな訳で、
次回の連続講座は、3月21日(日)テーマは『みんな地域で生きていこう 〜人と人とのつながりによる自立生活支援〜』と言うことで最終回
既に定員いっぱい状態に、申し込みを制限していたら今回は少々空席が・・・
関心のある方は、たこの木までご連絡下さい。

詳細は⇒こちら

posted by 岩ちゃん at 23:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

たこの木連続講座(第3回)

CIMG0107.JPG 今回も定員オーバーしないかとヒヤヒヤしながら、会場一杯の人たちと盛況に連続講座の3回目を終えました。

 講師の植木さんは、とてもプラス思考。いろんな事ができる人のように彼を知らない人には写ったかも知れませんが、十数年前一人暮らしに至る彼と一人暮らしを始めてから今日に至る彼を、感じ取っていただければと思います。

 知的当事者を講師に招くといつも思う事は、彼や彼の周囲の支援者にとっては普通の事が周囲にとっては普通でないと言う事。でも、普通の事を普通でない事として当事者が語ると言う事は非常に難しい。
 又、支援の側も同じ。

 そして聞く側も、どこかとってつけたようにあれこれ理解しようとするのだが、当事者の話を聞けば聞くほどその受け止め方が正しいのかどうか悩んでしまう。

 「一人暮らしのすすめ」と言うタイトルで講演をしてくれた植木さん。
「誰にでも一人暮らしはできますか?」と言う質問に「それは無理です!」と答える彼。
でも、それが言葉どおりではないことを彼を知る人たちは知っているが、でも知っているつもりになっているだけかもしれないとも思う。

 昨年は自立生活を始めた矢作さんの話を伺った。
たぶん聞く側は、様々な知的当事者の様々な暮らしに触れる中で、その言葉の意味を受け取って行くのだろうと思った。

 その後の交流会。講座参加者の約半数が参加し、予約した席は満杯!
相変わらず講師そっちのけでそれぞれがそれぞれの話に盛り上がる。
単に話を聞くに留まらず、聞いた一人一人がそれぞれの現場で想い描く事を出し合う交流会。
 講座では得られない多くの学びがそこにあると思った。
posted by 岩ちゃん at 23:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月20日

たこの木連続講座(第2回)報告

第2回目の講座も、定員を超える申し込みと当日までに欠席の連絡をいただいた方とで、「座る席が足りなくなるのでは?」ヒヤヒヤもの迎えました。

 今回のタイトルは『『知的当事者のダイレクトペイメントを考える』と言うことで、講師は早稲田大学准教授の岡部耕典さんに語っていただきました。

 ダイレクトペイメントと言う当事者自らが支援を雇い・支援者を教育し自らの暮らしを成り立たせていく事。
 今日の障がい者自立支援法においては事業所が介助料を代理受領する形となっていますが、本来介助は個々のものであり、個々の当事者自らが介助者を雇い自らの生活を成り立たせると言う事はとても大切な事だと思います。

 重度身体当事者は現法律においても、それに近い方法を取っているようでも、重度知的当事者が同様にその理念を展開するにはどうすれば良いか?
 その事が今回の講義内容でした。

 アメリカカリフォルニアの例をとりつつ、岡部さんにより仮想の運営形態を伺い、知的当事者であっても同様に展開できる道があるように思いました。

 ただ、意思決定に困難さを抱える知的当事者にとっては、誰がどのように担うのか?周囲が描く意思がお互い違った場合にどうなるのか?と言う疑問もあり、おぼろげながら描くものをどう実現していくか、それぞれの現場に委ねられているのだと思いつつ講座を終えました。

 その後恒例の二次会も大賑わい。初めての出会いや久しぶりの出会い。そして、あちこちでそれぞれに日々抱える状況や想いを大いに出し合いました。

 講座を聴くだけでなく二次会を通じて、語られる講師の想いをそれぞれがどう受け止めているのかが見えてくるので、一日で二度おいしい時間です。

参加された皆さんへ
是非想いをコメントにお寄せください!!

次回は
1月17日(日)13:30〜16:30
多摩市永山公民館視聴覚室
テーマは、
『一人暮らしのすすめと支援』
講師は、植木 勇 氏です。
東久留米市で自立生活をする彼が、どのように介助者を使い、どのような暮らしているかを伺いたいと思います。(関連記事

※現在、定員近くの方が全回申し込みになっています。
 単発で参加される方は、必ずたこの木までご連絡ください。
 又、全回申し込まれている方で欠席される場合も分かり次第ご連絡ください。
 ご協力よろしくお願いします!!
posted by 岩ちゃん at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月18日

本日のガイヘル情報交換会は…

三多摩地区の知的ガイヘルに関わる人たちが集まり開いているガイヘル情報交換会。
本日は、調布が担当で「ガイヘルの個別給付化への移行」をテーマに話されました。

 東京では措置の時代から、
知的障害者ガイドヘルプ派遣事業
  ↓
支援費制度における移動支援
  ↓
自立支援法における地域生活支援事業
という流れがあります。

2002年に初めてガイヘルが制度化されてから7年。
中身の話よりも制度の話ばかりに翻弄され、ここに来てようやく制度が落ち着きを見せ始めた所での、個別給付に戻すと言う話。

 いい加減にしてくれ!!

と叫びたくなるが、そもそもは当事者個人に対し保障されるべき制度であるから、個別給付に戻すと言う事は大事だと思う。

 現状地域生活支援事業として各市区にその運用を任されているのだが、その財源は他の制度と一括なので、各市区が福祉施策の何に重点を置くかで取り扱いが変わってくる。
 東京都は通所訓練事業補助金の廃止し、現状の作業所の法内化を目指しているが、現実小さな事業所は訓練等給付の給付費で作業所を運営する事が厳しく、それを補うための地域生活支援センターと言う枠で現状の活動の保障を考えている。
 その事自体はよしとされても、一括の予算の中でそこに多くのお金を費やせば自ずとガイヘルの予算が削られる事になる。

 なので、個別給付の枠に戻し個々人が必要とする支援を確保しなければならない。

 しかし、この間各市区の裁量に委ねられたことにより、国の平均をはるかに上回ったり、使い勝手の部分の改善を独自に進めて来た市区もそれなりにあり、単純に右から左へ移行すると言うわけにもいかない。

 今日の報告では、視覚障がい者の移動支援は来年4月の移行を目指しているらしい。
 では、知的ガイヘルは?

 集まった人たちの議論の中心は「移動支援」と言う言葉が「移動」と言う事のみに引きづられ、本来知的当事者が求めている支援と必ずしもイコールではないと言う話。

 又、これまで担われてきた中身が「余暇活動」と言う枠で括られる事が多く、たとえ現場で当事者と様々な向き合い方があっても、「余暇」と言う余分な事のように思われてしまう状況。

 そもそも、この制度は親や家族のための制度なのか?それとも本人自身が使う制度なのか?と言う話など。

 私自身知的当事者自身の制度であると思うが、その制度をめぐって話をするのは、家族や事業所といった本人以外の人たちと言う現実。

 単純に、どこをどう取れば成り立つのか?と言う話も現実担う側にとっては重要なことなのだが、当事者でない私たちが議論していると言う事に自戒し、単なる制度の議論ではなく、それぞれが相対する当事者の生活全般に渡り、制度全体がどうあるべきかを考える必要があると思いました。

 そんなことをこの場でグダグダいっていても、国を始めとする行政は事を進めていくだろう。
 又、最近「障がい者政策プロジェクト」なるものが始まっているが、果たしてそこに知的当事者の現実が反映されていくかはとても疑問。
 まして、「障がい当事者」がプロジェクトに参加している事で、ますます知的当事者は茅の外に置かれてしまうのではないかと危惧しています。

 そんなことで、兎にも角にもガイヘルが持つ意味とそのあり方を様々な場で議論しなければならないと思いました。
posted by 岩ちゃん at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月15日

2009年度たこの木連続講座始まる!!

今年度第1回目の連続講座が始まりました。
定員一杯の参加を得て会場は熱気ムンムン!!

 多摩市公民館市民企画講座では有りますが、市内の人たちだけでなく市外の人たちや埼玉・神奈川・千葉からそして遠くは愛知県からの参加者もいました。

連続講座のテーマは
 『その人がその人として生きる。そのために・・・』

そして、第1回目は
『当事者参画とその支援』と言うタイトルで、立教大学教授の河東田博さんからお話を伺いました。
(参加された方へ、ぜひコメント欄に感想を書き込んでください)

 話の内容としては、スエーデンのグルンデン協会の話と大阪にあるパンジーと言うところでの加東田さんの取り組みの話。
 そして、パンジーでの取り組みに対する自らの反省を元に当事者参画とその支援について語っていました。

 話の内容については、たこの木通信での報告をまつとして、印象に残った事は、
「当事者は支援者の影響を受ける」と言うこと。

 支援者が意図が変われば当事者が変わる。よくよく考えてみればあたりまえの話なのですが、実はあたりまえでなく、私自身も含め支援者の価値観や方向性によって当事者の想いは変わり、「当事者参画」と言うものも、中身が伴うものとなるには結構難しい課題であると改めて思いました。

 自らの反省に立った講義で、その反省に立ってその次をどう考えるかについては、講師自身多くを語っていませんでした。それは、聞く側の私たち一人一人がそれぞれの場に置いて考え担い続けることだとも思います。

 そんな講義であったからか?
二次会は大いに盛り上がり、あちらこちらでそれぞれの想いや活動の情報交換に花開き、二次会に参加いただいた講師をそっちのけで盛り上がっていました。

 昨年度の様子では、大よそ8時ごろには解散のなる二次会ですが、今日は講師が帰った後も多いに盛り上がっていました。

 次回は12月20日(日)です。
タイトルは『『知的当事者のダイレクトペイメントを考える』
講師は早稲田大学客員准教授の岡部耕典さん

当事者参画の話に続き、当事者自身が支援を確保していくダイレクトペイメントと言う考え方について学び、それを意思決定に困難さを抱える知的当事者が展開するとすれば、どのような支援が必要なのか?
その辺り岡部さんに語っていただきながら参加者皆さんと考えて行きたいと願っています。
ぜひご参加ください。
詳細は⇒多摩市HP

※既に全5回の参加申し込みをされている方で定員近くになっています。参加される方は、事前にご連絡ください。
posted by 岩ちゃん at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月30日

おもしろガイヘル情報交換

 第5週目の木曜日。おもしろガイヘル情報交換と言う時を持っています。

 参加者は7名と少なかったのですが、話題には事欠かず、集まった皆さん一人一人がガイヘルをもっとおもしろくしたいと言う熱気であふれていました。

 主宰する私としては、毎度「何らかのテーマ設定をして」と思っています。その方がテーマに関心のある人たちが集まり易いと考えるからです。

 でも集まった皆さんは、フリートークがお好み。なぜなら、日々の活動で巻き起こる様々な事柄をみんなと共有していきたいと言う超主体的な方々なので、話題は際限なくあり、2時間の会を延長しその後の二次会も午前様まで盛り上がっていました。

 今回出された話としては…

・インフルエンザになったらどうする?
利用者がインフルエンザになったら派遣時間数が減って困るけど、逆に学級閉鎖等でイレギュラーな派遣もある。
自立生活をしている人たちについては、どんな状況になっても派遣しなければならず、さてどうしたものか?

・制度面での話
 ガイヘルと言う個別の支援は、地域支援事業ではなく居宅介護等と同じ個別給付で対応した方が良い。
でも、この間各市区取り組み方が様々で、単純に元に戻せば良いと言うわけではない。
願わくば、
単価・支給時間数は一番高い市区に合わせ、
資格を持たない人もできるようにして、
コーディネートできるだけの制度になれば良いとの事。

・ガイヘルを終わらせるガイヘルの話
 長年同じ場所にガイヘルを使い通っている利用者。見るからにもうガイヘルは必要ないと想うのだが、そのガイヘルを終わらせても良いか?終わらせるにはどのような対応が必要か?
 事業所側としては、淡々とこなすと言う点では、要望のままに派遣していれば良い。
 しかし、どこも人材不足の折、ガイヘルがなくても通えるならば、派遣を終わらせる事も必要
 でも、それって単に親の要望に応えて親の要望が達成したからおしまいと言う話だけなのでは?
 ルーチンでこなすガイヘルであっても利用者は日々変化しているわけで、その変化をしり依頼のガイヘルを終わらせると言うよりも他の利用方法へとシフトしていくと言う発想はどうだろうか?
 それは、親が期待するガイヘルを超えて当事者がガイヘルと新たな世界を作りだした結果となり、まだまだガイヘルを利用していない(させていない)親たちの期待にも広がるのでは?

・個別支援計画とは?
 ガイヘルを派遣するにあたって個別支援計画を立てる事業所。立てても意味がないのではと言う事業所。
 そもそもガイヘルにおける個別支援計画って何だろうと言う話
 個別の個はたぶん当事者の事を指していると思う。そうだとすればどこか本人の発達を求めたりするものが支援計画となってしまう。
 でも、個別の個をヘルパーの側に立てたらどうだろうか?
 当事者自身が求めているものは、なかなか当事者からは聞きだせない。ならば個々のヘルパーが当事者と関わる中で見えてくるものを出し合い、ヘルパーそれぞれの主体をかけた、その人に対するヘルパー個人の取り組み方を明らかにするものとしたら…
 ちょっと何か違うものが見えてくるかも

・ガイヘル研修のネタ探しに
理論よりも実践。その実践を語ることでガイヘル研修受講生にとってよりリアルなガイヘルが見えてくる。
そのためのネタ探し。
そんな参加の仕方も大歓迎!

その他もろもろ実際の現場で起こった事柄をどう捉えどう担っていくのか?とにかくネタの尽きない「おもしろガイヘル情報交換」でした。

次回は12月ですが、5週目が大晦日と言う事で、
12月10日(木)19:00〜
場所を初めから居酒屋にして望年会とします。
近くになったら又案内しますので、ぜひ予定に入れて置いてください。

人気ブログランキングへ

一日一回のクリックにご協力下さい!続きを読む
posted by 岩ちゃん at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

「ワニなつノート」と言うブログ

10月16日の記事がリンクを貼っている「ワニなつノート」と言うブログで盛り上がっています。

 ブログの主のYOさんからDMで「昨日のたこの木のブログと、一連のコメント、面白いので、ワニなつに転載させてください(^_^)v」とわざわざ連絡をいただき、ブログ本文でご紹介いただきました。

 YOさんとは古〜いお付き合い。実際お会いした回数はとても少ないのですが、「ワニのなつやすみ」と言う会報と「たこの木通信」の交換で、その想いに深く共感する方としてのお付き合いです。

 「子ども達どうしの関係づくり」と言うテーマで始まったたこの木クラブ22年が過ぎました。
 当初は子ども達の場である学校をめぐっての活動をダイレクトに担っていましたが、学校と言う場を終える子ども達が増える中、今日青年たちの自立生活や地域生活を支援する活動を担っています。

 でも、決して子ども達の場である学校での課題がなくなったわけでもないし、20数年前は「養護VS普通」と言う対極の考え方でぶつかり合っていましたが、昨今「特別支援」と言う言葉で事柄が複雑化し、家族や周囲を混乱の渦に巻き込み、ますます私たちが描いている「ともに」の想いから遠のいている印象さえ受けます。

 そんな中で、子ども達の場にこだわり続ける「ワニなつノート」は単に子ども達の場の話ではなく、今のたこの木に至るとても大切な事を改めて展開している活動だと感じています。

 折りしも就学時健康診断の季節。

 「子ども達の将来のために」と障がいを持つ子ども達を「支援」と言う名の下振り分けようとする教育界。

 「自立生活」と言う課題を担う私としては、分けられて育ったものを取り返す事の大変さを同時に感じている。

しかし、私の身は一つしかない。
日々の活動を通じて課題ばかりが増え続けるが、担える課題は限られている。

 そんな想いの中で、こだわり続けている「ワニなつノート」の存在は、とても大きい。

 そして、ワニなつに関わる知的当事者もたこの木同様大人になって自立生活の取り組みも始まっている。

 お互いの根っこを共有し、それぞれの取り組みがリンクするワニなつノートは必見です!!   

ランキング



このブログが多くの人の目にとまり、
地域で暮らす障がい当事者の事を思う人が増えることを願い、
一日一回のクリックにご協力下さい!!  

※只今、たこの木クラブでは女性スタッフを募集しています!
posted by 岩ちゃん at 11:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする