2009年02月15日

たこの木連続講座(第4回)報告

やっぱり当事者に聞こう!
  〜自立生活を始めた知的障がい当事者に聞く〜
講師:矢作 朋恵

と言うことで、今回は江戸川で自立生活を営む矢作さんの話を伺いました。

 今回の講座には、矢作さんの応援団もたくさん駆けつけ、定員オーバー状態。
 矢作さんが講演するのに支援者がついて、地域の普通学級入学から高校進学、そして自立生活に至る話を伺いました。

 本人が言葉を発しない分、支援者から冒頭「彼女の支援をする大変さを皆さんで共有しつつ進めていきたい」と言う前振りに、「話を聞きにきた人」は少々困惑したかな?

 「本人が本当に語りたいこと」は本当の所分からないけれども、懸命に支援する支援者の横にしっかとすわり、前半の子どもの頃の話には無表情。後半の自立生活の話に対しては声を出すと言う分かる人には分かり易い彼女の反応から、いろんな事を考えさせられました。

 軽度の知的当事者や知的を伴わない自閉の人の講演では、それなりにおみやげを持って帰る人たちも、まったく言葉で語らない彼女の語りに何を得て帰ったのでしょうか?

 私も小学校の話は、まったく彼女の本意は分かりませんでしたが、高校生あたりの話以降は、いろいろ普段から話を聞いたり、その折々の彼女とあっていたので、支援者の言葉と彼女の表情からあれやこれやと考えさせられました。

「命を賭けてまでの自立」
言葉を持たない彼女が、体調を崩してまで自らの暮らしを求める姿。
 その訴えを最終的には受け止め、送り出した家族と受け止めた支援者達。

 9割以上の子ども達が高校進学を目指す中彼女も高校進学を果たしてきた。
 でも、自立生活となると同じく誰もがいつかは親と離れて生活するのに、「命を賭けてまで」訴えないと実現しない生活とギャップ。

 矢作さんは今回が初講演。支援者も講演初支援。
もっともっといろんな機会があればもっといろんな事が伺えたと思いました。


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2009年01月18日

たこの木連続講座(第3回)報告

毎月第3日曜日に開かれているたこの木連続講座。
今回3回目と言う事でちょうど折り返し。
今回は「ヘルパーって仕事か?支援か?」と言うテーマで知的当事者の自立生活の支援を考える機会となりました。
 講師は、IL&Pアシストの寺本晃久さんです。

 話の内容としては、
 知的当事者のヘルパーと言うものが「高齢者介護」としてのヘルパーでないと言う事は、集まった皆さんの共通理解。
 では、知的当事者を対象とする「ヘルパーとは?」何なのか?

「単にできないことをヘルパーが担うと言う面だけではない何か」
「ヘルパーと当事者が、時間と空間を共有し何かが生まれる」
そこに何かがあることを感覚として理解しつつも、その何かが明確になって行かない。
 でも、支援としてはヘルパーが何かを求め当事者と向き合い続けていく事の大切さを改めて教えたらたように思います。

 2回目の講座では「親が支援に委ねていく」事が語られ、今回は委ねられた支援の側が何を担っていくのかを2回目からの積み重ねになるのかなぁと思っていましたが、
 3回目を終えてまたしても、????が増える何とも不思議な講座です。

 会場から「制度が整う中で、私たちは働く場を担ってはいるが、連絡会と言う形で毎月情報交換等を行なっている。その中で個々の当事者の固有な関係の大切さを思う。」と言う発言がありました。

 ヘルパーはヘルパー・日中活動は日中活動・生活の場は生活の場と言う形で支援の枠組みが作られても、その人が関わっている地域の様々な人たちがいて、当事者が持つ「固有の関係」も含めたその人全体の暮らしをみんなで担っていく事の大切さを語られたように思います。

 その辺りは、5回目の「みんな地域で生きていこう〜人と人とのつながりによる自立生活支援〜」の回でさらに深められると良いかと思います。

 そんなこんなと、遠くから近くから様々な立場の参加者が今回の講座に厚みを増してくれることをとても感謝し、ますます????は増えるけど、今後に向けた取り組みをそろぞれに持ち帰っているように感じます。

 残り2回。(4月には6回目としてこれまで参加してきた方々との講座を振り返っての集まりを行ないたいと思います)

次回は、
2009年2月15日(日)13:30〜16:30
永山公民館集会室
「やっぱり当事者に聞こう!〜自立生活を始めた知的障がい当事者に聞く〜」

定員50名でいつも定員一杯の状況です。
事前に連絡をよろしくお願いします!!


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2008年12月21日

たこの木連続講座(第2回)開かれる

 本日、第2回目のたこの木連続講座が開かれました。
今回のテーマは
「親が子と袂を分かつ事
  〜知的障がい者が自立生活を始める時〜」

 講師に小林文子さんをお招きして、子どもが自立生活を始めるに至る親としての関わりや関係性についていろいろと語っていただきました。

 話の内容を一言で言えば「子どもに対する肯定感」と言う事になるでしょうか。
 子育てと言う期間に、子どもを十二分に認めてきたからこそ、子どもは子どもとして、親は親としてそれぞれの生活が回っていることを感じました。

 会場を見渡せば、既に子どもが自立生活をしていると言う親が、小林さん以外に三人もいて、又、自立生活をしている当事者の方が5人もいて、一昔前には、「知的障害者の自立生活」と言う事がとても特異なことであったのが、着実にあたりまえのこととして現実のものとなっていると実感しました。

 参加者のお母さんが、
「障害児の親亡き後と言う話があるが、実際父親が先日亡くなりました。でも、息子の生活は何ら変わりなく、私の心配をしてチンしに来るね。と父親が亡くなった後しばらく通ってきていましたが、しばらくして息子は息子で普段の生活に戻っています。すべてを委ねると言うのはそう言う事なんだと思います」と言っていました。

 又、息子が高校生のお母さんは、
「私は息子が高校卒業後に自立生活を始めると言う期限を区切りました。出戻ったとしても、そう決めることで若いうちに本人が暮らすと言う事を実現していきたい」と言っていました。

 親にとってたこの木は「子どもの事を依頼する」存在のように思います。
 でも、たこの木は「本人との関係を作り出すこと」に終始し、その事に必死になってきたため、どこか親と言う存在を横において来ました。

 でも、子どもが自立すると言うことは、私たちの側からすれば親との関わりも必要であり、今回の小林さんの話や集まった方々の話は、とても多くのことを示唆してもらったように思います。

 私自身、前回・今回そして残り3回の講座によって、何かが見えてくるように感じていました。
 しかし、逆にますます多くの課題が見えるばかりに感じています。
 それは、あくまでも自分自身は支援と言う立場にいて支援と言う立場で何を想い何を考え何を担っていくのかと言うところから見ているからかもしれません。

 でも、集まった方の感想を伺えば、これまたそれぞれの立場でこの講座に参加し、それぞれの立場で何かを得られているようです。

 メインテーマである
『私の決定・そのために…
 〜知的障がい者が地域で暮らすための支援とは〜』
 と言うのは、まさにそれぞれの想いの中からそのヒントとなる事柄を参加者一人一人がつかんでいく講座のように思います。
 次回は、支援者の立場から寺本晃久さんをお招きし、
「ヘルパーって仕事か?支援か?
  〜知的障がい者の自立生活の支援を考える〜」
と言うテーマで方っていただきます。

日時:1月18日(日)13:30〜16:30
場所:多摩市永山公民館集会室

 今回も会場の定員一杯の参加があり、立ち見?がでないかとひやひやものです。参加される方は事前にご連絡下さい。

 又、たこの木始まって以来の盛況の講座で、いつもなら講座終了後、個別にいろいろ話も伺っているのですがなにせ参加者が多いため、もしかして不躾な行動を取っているかもしれません。
 講座終了後、交流会も企画していますので是非そちらにも参加されて、ゆっくり話を伺えればと思っています。

 又、参加された方々からの感想もお待ちしていますので、是非コメントに書き込みをよろしくお願いします!!


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2008年11月16日

第1回たこの木連続講座報告

 本日、たこの木連続講座の第1回目が開かれました。
50名を超える方々が集まりあっという間の3時間でした。

 今回の講座では「専門家としての…」と言う立場で講師の岡部さんに話していただいたのですが、そもそも依頼している私自身、講師を「専門家」と言う枠に縛って付き合っているわけでもなく、何とも不明瞭な依頼にいろいろ戸惑いをもたれたと思います。

 講演の感想は又別のところとして、今回半数以上の人が初対面と言うたこの木企画も十数年ぶりで、少々戸惑いました。
 
 ご協力いただいたアンケートに目を通すと、今回の講座の趣旨である、「障害のある側」の課題ではなく社会の側の課題として、どのように「知的障がい者が地域で暮らす」と言うテーマを考えるかのきっかけにはなったようです。

 「障がいを持つ子どもの親」と言う立場の方が多かった様に思いますが、作業所や入所施設の職員・ヘルパーさんにコーディネーターさん。地域での出会いも求める方々等、結構幅広い参加があったように思います。

 如何せん、50名を超えるとそれぞれが交流すると言う機会となりにくい面がありますが、今後会を重ねるごとにそれぞれの想いを出し合い、又、日常生活の場でのたこの木との出会いのきっかけとなれれば幸いかと思います。

 市内の人に限らず市外・区内はもとより、遠く静岡や埼玉からの参加者もあり、ネットのすごさも感じた会でした。

 そんな訳で、今月から始まったたこの木連続講座。
来年3月までの間、毎月第3日曜日に行っていきます。

 会場の都合上、人数制限もしなければならないかもしれない情況なので、参加される方は事前にご連絡下さい!!

次回は、
「親が子と袂を分かつ事」と言うテーマで、既に自立生活を営む知的障害当事者のお母さんに語っていただきます。
 子どもとの距離の置き方、距離を置くためにどのような想いで子育てしてきたか?そして今、想い描くことをいろいろ方っていただきます。
ぜひお集まり下さい!!
 
各回の内容は多摩市HPをご覧下さい!!
posted by 岩ちゃん at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月30日

第2回おもしろガイヘル情報交換

 今回も下記のように様々な立場の方が集まりガイヘルにまつわる話が繰り広げられました。

・当事者、利用者
・コーディネーター
・ヘルパー
・放課後支援をしている人
・学生
・教授
・家族で参加

決して人数は多くはありませんが(とはいっても前回よりも多いかな)、皆さんそれぞれに様々な想いをお持ちの方たち。

 初対面と言うお互いの立場に、少々遠慮ぎみに話されているとは思いますが、ガイヘルと言う新たな制度を前に、制度を利用する立場、担う立場、可能性を探る立場からいろんな想いが言葉の裏側に潜んでいるように感じました。

 一通り「ガイヘル」を絡めての自己紹介の後、
参加者の一人から「考えるガイヘル」についての話がテーマとして出されました。

 「100%親からの依頼を受け派遣している現状の中、ガイヘルさんとでかけ、利用者とガイヘルとで次回のガイヘルをどのように利用するかを本人と話する機会が持てた」と言う話。

 当事者との相対で支援を常に考えてきたたこの木としては「親からの要望を受けて派遣する」と言うケースの方が稀な事なのですが、多くの事業所ではたこの木とはまったく逆の状況に驚かされました。

 でも、当事者本人の制度になるように体質を改善していこうとする想いがひしひしと伝わり今後の展開を又みんなで考えていければと思いました。

 逆に、考えてばっかりのたこの木(と言うかはてなのたね)で初ガイヘルを担った人は、
集合時間と解散時間と行き先のみ伝えられ、その時間を利用者と相対で担った実感を語ってくれました。

「とても楽しく、又やりたい!でもとても悩んだ」
「研修で実習をやったけど、その時は周りに人がいることで安心できたけど、今回は一人。利用者さんと自分とで考えるしかない状況にいろんな事を考えさせられた」との事。

 ヘルパーが困った時は、事業所や家族に相談するのが「普通」との話に、決してそうではなく当事者と向き合い試行錯誤する初ガイヘルさん。
 その支援の中身に対する評価よりも、利用者と向き合おうとする姿勢をすごいと思いました。

 その他、
「放課後支援を担っているが、普段は集団での支援で集団の論理で子ども達を見てしまっている。でも、もっと個と言うものがあっての集団であるはず」という話。

「ガイヘル事業の他にショートステイを始めた。家族の大変さをサポートするための取り組みだが、利用者の新たな面を発見することにつながっている。」と言う話。
生活と言う面とガイヘルの関係はいかに?

「当事者の立場から自らもヘルパーとして活動したい」と言う話。

「好きなヘルパー。相性の良いヘルパーを派遣して欲しいけど、それを決めるのはコーディネーター」と言う利用者の話。

2時間と言う短い時間があっという間に過ぎました。
まだまだ語りつくせない想いが隠れている「おもしろガイヘル情報交換」

次回は、
1月29日(木)19:00〜です。

ぜひぜひ、皆さんお集まり下さい。
posted by 岩ちゃん at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月01日

第1回おもしろガイヘル情報交換

 昨日開かれた『おもしろガイヘル情報交換』の会は12名の参加でした。

・当事者3名
・コーディネータ役の人4名
・ヘルパー2名
・ガイヘル未経験者2名
・いろんな立場を持っている人1名

 まずは、タイトルにあるように「ガイヘルはおもしろいか?」と言う点からそれぞれに自己紹介をしました。

 真っ直ぐに「おもしろい!」と答える人はいなくて、総じて「おもしろい時もおもしろくない時もある」と言う想いでそれぞれが関わっているようでした。
 しかし、それを裏返せば「おもしろくしたい!」と言う想いでもあり、「情報交換」と言う集まりに様々な期待をかけて集まった人たちのように思いました。

 続いて「今までに関わったガイヘルでおもしろいと思ったことを出し合いました」

 しかし、出てくる発言はどちらかといえばマイナス面が多く、ヘルパー側からはいかに当事者と向き合おうとしても、今日の制度上の制約や事業として担っていることでの制約をたくさん抱えているようでした。

 それでも3年・5年と続いている人たち。又コーディネーターと言う役を担うまでに至った人たちにとっては、ほんの小さな言葉にできない喜びをそれぞれが感じているからこそここまでやっているような印象を受けました。

 又、当事者からはガイヘルを使って自らが会議に参加できるようになった。と言う発言があり、単なる「余暇」と言う枠を超えたところでの可能性が語られました。
 又、「ヘルパーよりも自分の方が行き先を良くわかっている」と言う事で今までガイヘルを使わなかったと言う発言も…
 でも、頼りないヘルパーだからこそ、当事者の方がたくさんの自信をつけると言うことにもつながっているかもという経験をヘルパー側から語られました。
 一方で、当事者からの発言としては、
「自分はガイヘルさんにいろんな所へ連れて行ってもらている」
「ガイヘルを使うかどうかは親が決めている」
「使わないと時間数を減らされると言われ、でも(彼が契約している事業所の)ヘルパーさんも年を取っているからほどほどに使って欲しいといわれている」
そんな発言をする当事者は、決して愚痴でも事業所に対する・親に対する不満でもなく、それを当然のごとくに語っていて、ガイヘルを担う側は、利用者に対していかにそのような想いにさせているかを反省させられたように思いました。

 ヘルパーさんからは、「ヘルプを始めた当初はいろいろ戸惑いもあったが、会を重ねるごとに戸惑いは薄れていった。そして、それなりにガイヘルをこなせるようになった時、ガイヘルは単に外出だけではなくて、その人の生活の一部を担っていると気づくと、様々な興味が沸いてきた」と言う発言がありました。

 そして「生活の一部としてのガイヘル」と立てたとき、「単なるお出かけではなく、その人の背景や考え方にも関心を持つようになり、ガイヘルで担っている前後の当事者のことも気になりだした」。

と言う発言に一同新たな想いを引き起こしてもらいました。

 最後にこれからガイヘルを始めようとしている人たちに今日の感想を伺えば、
 「2級ヘルパーを取る時、実習で高齢者施設に行ったけど、その時は作業としての介護を目の当たりにし、ヘルパーと言う仕事は自分にできないと感じていた。でも、そうではない世界があることを知ってこれから関わっていきたいと思った」
「ガイヘルをすると言う事はあたりまえのようにその人の日常を担うと言う点で、これからいろいろと取り組んでいきたい」

 と言う発言していました。
「う〜ん!!」
長年ガイヘルを担ってきた人たちにとっては、やるせない愚痴がどうしても先に出てしまうのに対して、これからガイヘルを通じて人と接していこうとする若手に、自分たちが関わり始めた頃の新鮮な気持ちを思い起こさせてもらったように思います。

 そして、この会に参加したことで、ガイヘルが当事者にとっての日常である事を普通の事として受け止めてもらえた人たちに、これからのガイヘルに大きな期待を持ちました。

 とりあえず1回目と言う事で、皆さん様子見だったのでしょうか?それとも日常的に話ができる人たちがほとんどだったためか「今更交換する内容もない」と思って「ガイヘルはおもしろい!!」とまでは行かなかったように思います。

 でも、もっともっとガイヘルをおもしろくしていける手ごたえはそれぞれに感じたかと思います。

 ぜひ、参加された方からのコメントをお待ちしています。

 又、次回はぜひ多くの方々と様々な想いを交換し合えればうれしいです!!

次回は、10月30日(木)19:00〜21:00
場所は、ベルブ永山 集会室です

ぜひお集まり下さい。


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2008年06月15日

2008年度たこの木全体会開催

 本日、2008年度たこの木全体会が多摩ボランティアセンター永山分室で行われました。
 参加人数は少なかったのですが、知的当事者・ヘルパー事業所コーディネーター・ヘルパー・GHの世話人・障がい当事者の親・大学の准教授と一人一人がそれぞれの立場を持ち、それぞれの立場の中で日々考えていることから、2008年度のたこの木の活動を一緒に考える事ができ、とても有意義な会でした。

 この1年を振り返れば、とにかく様々な出来事がありその出来事を通じて様々な課題が与えられ、その解決に向けて様々な人と出会えた1年でした。
 そして、たこの木に対する多くの期待を感じつつもかつてない財政危機に陥った年でもありました。
 
 2008年度は、たこの木クラブ・はてなのたね・ねじり草と言う3つの団体が連携し、地域で暮らす障がい当事者の支援や自立生活に向けた取り組みを行っていきます。
「一家庭の年収」程度の予算で、他に居宅介護やGHや日中活動を担っている団体・事業所から見れば一桁も二桁も少ない予算ですが、たこの木の存在意義を確かに持ってこの新たな一年に向けて取り組んでいきたいと思います。
 皆さん、ぜひ応援してください!!
よろしくお願いします!!
応援メッセージを下さい!!
(下にあるCommentsをクリックしてぜひ書き込んでください)

又、たこの木BBSを立ち上げましたので、具体的な展開などのご意見や情報等々もお寄せ下さい。

2008年度たこの木全体会資料
 
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2007年11月29日

たこの木流成年後見制度学習会

 10名ほどの参加を得て、久しぶりのたこの木学習会を行いました。
 今回は、成年後見制度の学習会。この制度をめぐっては様々な切り口がありますが、今回は制度の概要と言う事でお二人の弁護士さんを招いて学習しました。

 大よそこちらが抱いた疑問点にお答えいただいたのですが、参加者から出された疑問は「本人能力はどのようにはかるのか?」と言う点。

 そこがあいまいとする中で、制度の概要を聞けば聞くほど疑問が増す思いに駆り立てられました。

 これまで後見人の役割の内「身上監護」の部分が後見人の資質に委ねられ、後見人となる人の報酬が低い中で、十分担いきれない制度のおかしさばかり目に付いていました。

 しかし、今回の学習会においては、後見人をつける過程においても、それに関わるすべての人の資質によってその中身がまるで変わってしまうと言うことにも気付きました。

 申し立てする人・申し立てを調査する人・鑑定をする人・審理をする裁判官・そして後見人となる者・それを監督する者。

 それぞれがそれぞれに、知的当事者が地域の中で暮らすということを、親元を離れ自立生活をするということをどれだけイメージし、その当事者の権利と言うものが何なのか?何を求めていくのか?と言う価値観の違いによって、「判断能力のない」人の権利が同保障されていくのかと言う疑問がますます生まれてきました。

 とどのつまりは、たこの木BBSの岡部さんの書き込みにもあるように、「被後見人が後見人を選べない」制度の不備がこの制度を理解しがたくしているようにも感じました。

 今後の取り組み方については未定ですが、最初の疑問「当事者の判断能力をいかにはかるか?」について、取り上げていきたいと思います。
posted by 岩ちゃん at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

2007年10月11日 たこの木支援者企画

本日、たこの木支援者企画は、
「成年後見制度についてのそれぞれの思い疑問点」と言うテーマで話し合いました。

「本人中心の支援を進める上で、成年後見制度がそれを追随するものであれば良し。」と考える。
「親亡き後」本人とやり取りできるようになった時、後見人が出てくることで本当に本人の支援にあたれるのだろうか?」「支援する側にとって、後見制度が本人支援を補完するものである事を願う」等の意見に現れるように、成年後見制度に期待する面と利用する事での不安が入り混じった話となりました。

 知的障がい当事者の自立生活に関わる中、自立生活を始める当初において、当事者との関係性が密になればなるほど、「自らの支援が果たして妥当なのか?」と言う疑問が大きくなり、事柄がうまくまわれば回るほど、第三者の目の必要を感じてきました。
 その度に、後見制度の利用を描きつつその可能性を探るものの、未だ知的障がい者の自立生活を良しとしない世の中にあって、後見制度は親に変わる新たな監督者にしか思えず、利用を断念してきた経緯があります。

 今回の話の中でも、利用にあたってのマイナス面がいろいろ取り上げられました。
例えば、
・判断能力が無いと誰が見なせるのか?
・本人支援と言うよりも、行政や事業所が自らのサービスにお墨付きをもらうための後見人ではないか?
・財産管理と言うけれど、後見人は帳簿とにらめっこで、管理はするけれど本人が必要とする財産の運用をどこまでやっているのか?
・介護保険と自立支援法の違い同様、高齢者の後見人ならば、財産を守ると言う点でも許されるのかもしれないが、若い障がい当事者の場合財産を使って様々な経験を積む事もある。「無駄遣いするな」の判断がどこまで後見人にできるのだろうか?
・支援費以降契約行為の発生により後見制度が取りざたされているが、実際のサービス利用にあたっては、後見人は現場の実態・本人の要望を把握できていない中で、行政・事業所・後見人でその人の処遇が決められる。
 等々。

 しかし、一方で親族が当事者の年金を親族のために使うことや家族の意向のみで入所施設と契約することが当然のごとく行われている点など、第3者が入ることでの、客観性も必要なのではないかと言う話もでました。
 たこの木を介して自立生活している当事者の財産は、たこの木クラブが管理しています。が、弱小市民団体のたこの木がこの先も管理し続けると言うのに問題を感じているのと、お金の使い道についての客観性が本当に保たれているのかと言う自己批判は常に付きまとっています。故に、権利擁護事業や後見制度と言うものを利用し第3者の目が必要とも感じています。

 又、ここ最近たこの木を介さず自立生活を始める知的当事者も増える中で、第3者性の確保は急務にも思えます。

 後見人を立てる場合において、ヘルパー派遣事業者が後見人にはなれないと言う「利益相反」と言う問題があります。確かに事業者が後見人になれば、「お手盛り」で事業所の利益のために派遣契約を行えると言う危険があります。
しかし、意思決定に困難さを抱える知的当事者の場合、現場を離れた所で本人の意思が見えなくなると言う事も往々にしてあり、その矛盾をどのように解決するのか?など課題ばかりが見えてきます。

さらに、
・後見人制度が根付かない環境
・財産管理の中身
等も出されました。

 必要性を感じつつもどのように利用できるのかが見えない中で、後見制度についてどこまで参加者が理解しているかを改めて問うと、実はいろいろ知らない事柄がたくさんあることにも気付きました。

 そこで、とりあえずの今後としては
次回支援者企画においては、数多の生活実態はさて置き、制度そのものの学習をまず始める。
制度を知った上で、自分たちが描く疑問や不安とのつけ合わせを行う。
と言うことになりました。

本来2ヶ月ごとに開いているたこの木支援者企画ですが、次回は望年会シーズンにも入ると言う事で、前倒しで11月開催を予定しています。
具体的には、制度について話を聞くと言う事で、これから講師等を捜し、詳細が決まりましたら又お伝えしたいと思います。続きを読む
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2007年08月09日

支援者企画報告

本日の支援者企画は・・・
「グループホーム利用者とガイヘルとの連携」をテーマに開かれました。

詳しくは、たこの木通信238号を見ていただくとして、

いわゆるGHについてまずは、
「GHを運営する(担う)側からすれば、決まった枠で行う方が楽。夜はGHが対応し、日中は同法人の作業所・デイサービスで対応していく。そのことによって当事者の生活が安定する」
「問題になってくるのは、余暇活動と言う面。それも同法人内の職員で対応すれば良い」
と言う現状が出されました。

それに対し、集まったGH関係者やガイヘル関係者の皆さんは、
「GH内だけで当事者支援を考えるとどうしてもその方向へと進んでしまう」
だからこそガイヘルを使い当事者が刺激され、外からの風をGHに入れることで担い手の側も世界を広げられる。という話が出されました。

 その具体的な中身としては…
GH利用者といっても状況は様々で、今回個々の当事者の状況とガイヘルに対するそれぞれの認識を確認する事で今後どのような支援を行えば、当事者自身がGHやガイヘルといった制度を使いこなし、自らの暮らしを作り出していけるかについて話し合いました。

次回支援者企画は・・・
今の所未定ですね。
再度、GHの話をするか?
それとも、最近巷で話が出ている成年後見人制度について学習すると言う話題も出ています。
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