2007年08月21日

当事者個人が実行委員になるときの壁(その4)

 夕方、実行委員に名乗りを上げてくれた当事者と今度の実行委員会についての話をした。
 Yさんは、GHを利用し一般就労しガイヘル情報交換会の当事者会にも参加している方。
 そのYさんが、「今度の実行委員会には行くけど、実行委員会の事が良くわからないし、どうして良いか分からない」と言う事で話をすることとなった。
 まず、初めに一番気になることは何かと訊ねると、
「大会が土日で二日間有休をとるのは難しい」との事。
 一瞬それは「実行委員会とは関係ないことで、何とでも対応できる事」と私は思ったのですが、本人にとってはそれが一番実感のある心配事。
 そこが解決できないとこれから先の実行委員もやれない感じを受けた。
 Yさんはいろいろ語れる方なので、その心配事についてYさんとやり取りをした。
 そして、今度の実行委員会には参加すると改めて言ってくれた。
 
 でも、語れない当事者の場合は?
もしかしたら、支援の側が見えている当事者で無いことろでいろいろ悩み、その解決がなされないために先へ進めない事がたくさんあるのではないだろうか?
 それが、たとえ支援の側にすれば脈絡の無いことであったとしても、又支援の側にとって大したことのなくても、当事者にとってはとても重要な事であったり、物事を考えになって行くためにまず必要な事であるかもしれない。

 その後、いろいろ話をしたが、今回Yさんの率直な話を聞き、いろいろ考えさせられた。

 
posted by 岩ちゃん at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ピープルファースト大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月08日

当事者個人が実行委員になるときの壁(その2)

 すいいち企画に参加しているメンバーの内2名が実行委員に名乗りを上げたので、本日のすいいち企画は大会実行委員の話になった。
 そこで、いつもすいいち企画に参加しているNさんにも実行委員に名乗りを上げて欲しいと声をかけた。
Nさんは、即答「やる!!」との事。
私「でもNさん。実行委員って何かわかる?」と聞けば、
N「わかんない!」
私「わかんないのに実行委員やるの?」
N「じゃあ〜…やめとく」
私「いやいや、ぜひやってよ!」
N「じゃあやる」
・・・・・
正直Nさんだけでなく、たこの木に集まる当事者の皆さんは何かをやりたいと言う積極的な想いを持ちっている。それ故に声をかければ結構食いつきよく手を上がるのだが、それが何なのかを理解して手を上げているとは限らない。
 
 だからといって、理解した上で物事を進めるというのでは、結局何もできないか、言われるままに動くしかなくなってしまう。
 そこで、私が常としている事として、
とにかく「やる」といった限りは、ぜひやってもらう。
実際にやってみる中で何を提案されたのかを理解してもらう。
実際やってみて実感を持つ中で再度当事者の判断を求める。
と言うやり取りをしている。

 この先、実行委員の会議もある。又具体的な役割分担もでてくるだろう。又いろいろ意見を求められ足りもするだろう。その一つ一つのやり取りを重ねた上で、初めて「実行委員やりますか?」と声かけできるだろうし、実際にやってみた中で「やる」といえば始めて本人が選択し自らの想いで実行委員となるだろうと思う。

しかし、
そこに至るためには、様々なことを当事者とやり取りしなければならない。
例えば、
・会議に参加するための支援者の手配。
・支援者が本人を理解し又実行委員会なるものを理解し、個々の当事者たちを理解する事のやり取り。
・当事者が事を理解する過程において、本筋とは違う所で躓かないためのやり取り等々。

 様々な事を当事者と共に取り組んだ上で、もしかしたら「やめる」と言う結果になるかもしれない。
 そんなことを考えていたら、結局初めから何もやらなければ良かった。声かけしなければよかったということもあり得る。

 そんな風に考えると(考えすぎかもしれないが)支援の側は面倒な事はやりたくないから声かけしない。確実な事しかやらない。と言う事で、当事者の世界はやはり支援者の手の内になってしまう。

 自己選択・自己決定と言うことは簡単に言えても、その実際を作り出して行くためには、もしかしたら多くの無駄をやり取りしなければならのではないだろうか?
「そんな暇は無い」と思えば、多分当事者が実行委員になる事は無いだろ。
posted by 岩ちゃん at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ピープルファースト大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月07日

当事者個人が実行委員になるときの壁(その1)

 先週末に会った当事者に、PF大会の実行委員になって欲しいと頼み、本人は積極的に委員になることを了承してくれた。
 ところが、今週になってその人が通う支援センターの職員から「○○さんの伝言で、先日委員になることを了承したが、辞退する事を伝えて欲しいと言われたので電話しました」との連絡があった。

 当然その場ののりで委員になることを了承しても後になって、いろいろ心配事も出てくるだろうし不安にもなって「辞退する」と言う結論を出す事もあると思う。
でも…
 多分直接依頼者から断りの連絡があれば気持ちも違うのだが、その方が支援センターの職員を介して断ってきた事に少々腑に落ちない面がある。

その理由として、
こちらは個々の関係で依頼しているので、個人宛に連絡を取って欲しいと願うが、当事者は私たちが何気に使う電話やメールでのやり取りができないため、日々付き合う人にお願いしなければならない
身近な人が会の趣旨について充分理解していれば、「断りたい」と言ってきた当事者に対しその中身を聞き取り、当初の想いをさらに進めると言う事ができるだろうが、身近な人が会の事を理解していないと、当事者の言うままに動くしかない。
(その方の事ではないが)よくあるのが、実行委員になる事を意気揚々と周囲に話をすると「無理」とか「何をするの」と説明を求めらられ、それに対する答えを持ち合わせていない中で、「辞退する」と言う結論を導き出す。
(これまたその方とは違うが)周囲の価値観とPF大会の趣旨が違う中で、実効委員になる事を止められる。

 さて、
posted by 岩ちゃん at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ピープルファースト大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月29日

PF大会実行委員会準備会(その5)

次回のPF大会実行委員会は、

8月26日(日)です。
場所・時間は未定。
詳細は、
参加される方は、ピープルファースト東久留米まで
よろしくお願いします。
 電話 042−476−5465
 fax to 042−476−5961
 メール pf-higashikurume@s7.dion.ne.jp続きを読む
posted by 岩ちゃん at 18:50| Comment(2) | TrackBack(0) | ピープルファースト大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PF大会実行委員会準備会(その4)

実行委員会の支援をしたいとは書いたが、まずは実行委員になりたいと思う当事者集めをしなければ実行委員会も成り立たない。

そこで、たこの木ではすいいち企画で呼びかけたわけだが、その呼びかけに応え今日の準備会にAさんが参加してくれた。

Aさんがここに参加するまでの経緯を話すと、
作業所にも案内が届いていて作業所からも呼びかけをしたが(Aさんも聞いていたが)誰も参加するという人がいなかった。
すいいちに参加したAさんに対し、ぜひ参加して欲しいとお願いした。
Aさんは参加を少し考え始めたが、躊躇する理由もやり取りする中で見えてきた。その理由はといえば、
・準備会の日には既に予定が入っている。
・実行委員会が何かよく理解できていない。
・当日の支援者の事が気になる。
・参加すると報告を求められ、自分だけではうまく報告できない。
と言うことが見えてきた。
私としては、躊躇する理由の一つ一つについて解決するやり取りをする。
・予定の変更ができないかを問い合わせ段取りする
・実行委員会の中身はとにかくきてもらうしかないことを強調
・当日のヘルパーの手配
・報告ができるよう、ヘルパーとは別に日常Aさんと関わる人にも準備会にきてもらい、Aさんの関わりや実行委員会の様子を知ってもらう手配をする
Aさんが躊躇する事柄についての一定程度解決のめどが立ったところで再度、参加の有無を聞く
Aさんは、絶対に行くと言う事となる

で、
ヘルパーは手配できなかったけれど、行き帰りの段取りはつけ、日常関わる人は準備会に参加され、Aさんの準備会への参加があいまった。

ところがAさん。
参加してみると、普段嫌っている当事者が参加していることにけげんな顔を見せ、いきなりの交流会に所在がなく、「実際に参加してみたけれど次回は…」と言う雰囲気。
そこで、(Aさんに気がある)Rさんと私はAさんのフォロー。
日常関わる支援者にも会としての支援でなく、Aさんが実行委員としてやる気(実感)が出るような支援をぜひお願いしたいとフォロー。

その結果か?
帰り道喫茶店に入り次回の参加についてたずねると、しっかり手帳に予定を書き込んでくれたので、大いに喜んだ!!

この先準備が進む中、Aさんがその時々を実感持って参加するためには、どうしてもAさんを支援する人が必要。それは単にガイドヘルパーとしてスポットで関わると言うものではなく、この一年を通じて支援し続ける人を確保し、Aさんと共に実行委員会に関わる人出会って欲しいと願う。
posted by 岩ちゃん at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ピープルファースト大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PF大会実行委員会準備会(その3)

《実行委員の支援と実行委員会の支援》
今回、両方の立場になってしまいややこしくなってしまったが、私なりにその違いを考えている。

実行委員の支援と言うと、その当事者が委員として立てるように支援することである。
・語ること
・聞くこと
・考えること
・決めること
・実行すること
そのすべていにおいて、個人を支援するということだと思う。いわゆる指導員による指導や誘導ではなく、真に当事者自信が語り考え決めて行くさらには実行すると言う事においては、まだまだその支援のあり方は確立されていない。
実行委員となる当事者とぜひこの一年関わる事で、その当事者を理解し、さらには当事者の自己実現に向けた支援のあり方を考える機会としなければと思っている。
一方、実行委員会の支援とは、
支援者がいて成立する個々の当事者の
・意見を集約する
・個々の思いをもって話し合えるようにする
・話し合いの結果を踏まえその先を進める
等の支援は必要だと思う
又事務局と言う役割を担う当事者の支援と言う面もある。
すなわち、個々人の想いを全体のものとし、会議の流れや方向性を当事者個人が理解し判断していけるように支援するということだと思う。
ようやく、自分の想いを語ることができ始めた当事者に、「空気を読め」「既に決まったことだろう」「こうすればあ〜すれば」と支援の側がいったりやったりしてしまっては当事者自身が決めて行くことにならない。ようするに物事を捉え考える事が困難な当事者が、実行委員会を形成して行くときにその困難さに対し支援必要だと思う。
しかし、その支援のあり方や手法・方向性があるわけではない。まだまだたくさん悩まなければならない事柄がたくさんある。
例えば分かり易く言えば
「当事者の会だから当事者の言うとおりに進める」
「当事者に委ねるばかりでは、具体的に迫る大会の準備が進まないから、支援者の方でレールを敷く」という両極に対し、
そのどちらなのか?
兼ね合いなのか?
を考えてみてもわけが分からなくなる。
10年かけて大会を準備できればまだしも、時間制約・費用の制約等々の現実を前に結果も積み重ねていかないとならない。

そう思うと、
個々の当事者実行委員の支援とは別立てで委員会の支援をする人が必要ではないだろうかと思う。
一緒にしてしまうと、どこか当事者個人の想いを実行委員会の流れに縛ってしまうのではないかと危惧するのである。

これまで大会を作ってきた当事者の多くは、作業所や支援団体からの支援を受け、その準備にあたってきた。当然そこには作業所の考え方支援団体の方針がある。PF活動とその考え方・方針が一致していれば当事者は、自信を持って大会に参加でき、考え方方針が違えば参加できないという現実はたくさんある。
実行委員の支援と実行委員会の支援双方それぞれに明確な支援のあり方は私も持っていないが、少なからず実行委員の支援と実行委員会の支援を分けて取り組み、個々の当事者の想いを出し合うところから始めたいと思っている。

皆さんはいかが考えますか?続きを読む
posted by 岩ちゃん at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ピープルファースト大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PF大会実行委員会準備会(その2)

今回は、Rさんと一緒に参加しました。
Rさんは、事務局からの呼びかけに実行委員へ名乗りを上げ、私も実行委員会の支援に名乗りを上げています。
 今回私はRさんの介助者としてその場にいましたが、これがなかなか難しいものでした。
 Rさんの介助者としては、Rさんが実行委員として成り立つための介助を行う必要がある一方で、実行委員会を支援しようとする立場の私としては、他の当事者とのやり取りも当然必要になる場面がありました。
 長年かかわりを持っていると知り合う当事者の数も多く、今回久しぶりに会う当事者もたくさんいました。その人たちからは声をかけられ少なからずRさんの介助者ではなく私個人と当事者とのやり取りが始まります。又、普段介助に入っている当事者も別の介助者をつれて参加しているが、Rさんの介助者としてきた私を見て嫉妬すると言う場面も多々ありました。
 Rさん自身が全体の事を考え、様々な人との交流に努めようとしているならば、Rさんと一緒になっていろいろやり取りできるのでしょう。でも、Rさんとしてはそうではありません。
「自分が参加する」「自分が楽しむ」「自分が考える」という「自分らしさ」を主張するRさんを介助するとなれば、おのずと私の立場はRさんの介助者の立場であり、周囲の事は二の次と言うか常にRさんを介してのやり取りでしかないのです。
 例えば、「野外開催」についての賛否を問われるRさんは、インドア派なので「い・や〜」と発言。それを周囲に伝えれば、周囲からは私が反対していると思われる。又、本人の「い・や〜」の発言に対する周囲の意見をRさんに伝えようとすれば、Rさんは私から説得されて「自分の意見を介助者は理解していない」と思われたりする。
 何だか、弁護士と検事と判事を同時にやっている雰囲気になり、なんともいえない所在無さを感じてしまった。
 実行委員会(ここに参加している委員の支援も含め)の支援をしたいと思い描く私が、個人の介助者として参加するのはややこしくなるばかりで、次回からはぜひ誰かにRさんの介助をお願いしたいと思っている。
posted by 岩ちゃん at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ピープルファースト大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PF大会実行委員会準備会(その1)

東京近郊の団体に呼びかけられた実行委員会準備会
Rさんの介助者として参加しました。
第1回目と言うことでほとんど交流会の雰囲気でした。

来年の大会に向けた代表の構想は
「来年はここでやぐらを建てて盆踊りをしたい」
全国の仲間と楽しくやりたい
マンネリ化した大会から東京らしい大会にしたい。
等の提案が出されました。

来年の会場予定の「潮風公園
今回はその下見を兼ねた準備会でした。
私は日比谷野外音楽堂のような場所だと想像していましたが、そこは緑のジュータンを引きつめた野っぱら。
これまでのPF大会は大きな会場で、
全体会→交流会→分科会→全体会と言う流れでしたから、いきなり「野外開催」「盆踊り」という、代表からの提案にはひたすらア然とする私がいました。
「雨が降ったらどうするの?」と質問すれば、
「カッパを着てやれば良い」とあっさり返答。
その自信に妙に納得してしまいました。

集まった当事者からも、
「これまでの難しい大会ではなく、楽しい会にしたい」と言う発言が出て、概ね野外開催の方向でことが進みそうです。

最後に代表から、
「この場でやるにあたって、いろんなアイデアをみんな次回の実行委員会までに考えてきて欲しい」
「自分達がやれる事を出して欲しい」
と言う提案が出され、

次回、場所・時間は未定ですが、
8月26日(日)に行うこととなりました。続きを読む
posted by 岩ちゃん at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ピープルファースト大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする